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和太鼓で祝う新春 船橋で演奏会
船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」で三日、新春の和太鼓演奏会が行われた。千葉市花見川区のグループ「豊潤流ほのぼの太鼓」が、勇壮な太鼓の音を響かせた。
参加したのは小学生から大人までの十八人で、「房総」「鼓濤(ことう)」など五曲を披露。直径約百三十センチの太鼓をはじめ大太鼓だけでも計四つも使い、全身を使って激しく打ち鳴らした。
会場には多くの家族連れが訪れ、響き渡る太鼓の音に聞き入った。グループの小林知美事務局長(36)は「毎年ここで初打ちをしている。素晴らしいステージで気持ちよくできた」と笑顔で話していた。 (平松功嗣)
参加したのは小学生から大人までの十八人で、「房総」「鼓濤(ことう)」など五曲を披露。直径約百三十センチの太鼓をはじめ大太鼓だけでも計四つも使い、全身を使って激しく打ち鳴らした。
会場には多くの家族連れが訪れ、響き渡る太鼓の音に聞き入った。グループの小林知美事務局長(36)は「毎年ここで初打ちをしている。素晴らしいステージで気持ちよくできた」と笑顔で話していた。 (平松功嗣)
岡ちゃん粋だね和太鼓ライブで選手を鼓舞
岡田ジャパン2008の“締め”は、サプライズ和太鼓ライブだった。日本代表は9日、今季最後の活動となる都内での合宿を打ち上げた。選手との最後の夜となった8日夜に、岡田武史監督(52)が宿舎で、和太鼓の演奏会をプロデュース。「日本のすばらしさを、世界で表現しよう」というメッセージが込められた熱演に、選手たちの士気は一気に向上。来年2月に再開するW杯予選に向けて、チームはグッとまとまった。
雷鳴のような打撃音が、心を射抜いた。8日夜の選手宿舎。来年のW杯予選に向けた入念なミーティングを終えた選手たちは、突然目の前に現れた大きな和太鼓に驚いた。その直径、およそ1・5メートル。もろ肌脱ぎの屈強男3人が、バチを手に仁王立ちになった時、ようやく「サプライズ和太鼓ライブ」の開演を知った。
「その瞬間、空気が揺れた。体が自然とリズムに乗った」とFW巻。至近距離からのごう音は、一瞬で選手たちの心をつかんだ。それもそのはず。岡田監督が招いた奏者のリーダーは、世界を舞台に活躍する第一人者、林英哲氏だった。20分間の熱演は、満場の拍手で締めくくられた。もくろみどおりの盛り上がり。岡田監督は「何か効果を考えたわけではない」ととぼけたが、このライブには、実は深いメッセージが込められていた。
チーム関係者は「世界で活躍する方の魂が伝わったはず」と強くうなずく。林氏は若いころから世界に通用する和太鼓演奏を追求し、新しいスタイルを確立した。表現の仕方も工夫した。75年にはボストンマラソンを完走した直後、その場で数十分の演奏会をするという衝撃パフォーマンスで、世界から注目された。それを足がかりに、米国や欧州で演奏を行い、和太鼓のすばらしさを広めてきた。
分野は違えど「世界を驚かせる」という志は、岡田ジャパンと同じだ。おまえらも、日本のすばらしさを追求して、世界を驚かせてみろ−。指揮官の無言のメッセージが伝わったのか、FW岡崎などは「なんだかオレも頑張らないといけないと思った」と顔を紅潮させた。選手たちのW杯への思いをしっかり高ぶらせて、岡田監督が08年の活動を締めくくった。【塩畑大輔】
雷鳴のような打撃音が、心を射抜いた。8日夜の選手宿舎。来年のW杯予選に向けた入念なミーティングを終えた選手たちは、突然目の前に現れた大きな和太鼓に驚いた。その直径、およそ1・5メートル。もろ肌脱ぎの屈強男3人が、バチを手に仁王立ちになった時、ようやく「サプライズ和太鼓ライブ」の開演を知った。
「その瞬間、空気が揺れた。体が自然とリズムに乗った」とFW巻。至近距離からのごう音は、一瞬で選手たちの心をつかんだ。それもそのはず。岡田監督が招いた奏者のリーダーは、世界を舞台に活躍する第一人者、林英哲氏だった。20分間の熱演は、満場の拍手で締めくくられた。もくろみどおりの盛り上がり。岡田監督は「何か効果を考えたわけではない」ととぼけたが、このライブには、実は深いメッセージが込められていた。
チーム関係者は「世界で活躍する方の魂が伝わったはず」と強くうなずく。林氏は若いころから世界に通用する和太鼓演奏を追求し、新しいスタイルを確立した。表現の仕方も工夫した。75年にはボストンマラソンを完走した直後、その場で数十分の演奏会をするという衝撃パフォーマンスで、世界から注目された。それを足がかりに、米国や欧州で演奏を行い、和太鼓のすばらしさを広めてきた。
分野は違えど「世界を驚かせる」という志は、岡田ジャパンと同じだ。おまえらも、日本のすばらしさを追求して、世界を驚かせてみろ−。指揮官の無言のメッセージが伝わったのか、FW岡崎などは「なんだかオレも頑張らないといけないと思った」と顔を紅潮させた。選手たちのW杯への思いをしっかり高ぶらせて、岡田監督が08年の活動を締めくくった。【塩畑大輔】
品格あるバチさばきへ 小倉祇園に風紀審議会
北九州市を代表する夏祭り小倉祇園太鼓で一部打ち手の行為が目に余るとして、同太鼓保存振興会が風紀審議会を設置した。300年以上の歴史を持つ福岡県無形民俗文化財だが、11日の会合で今年問題を起こした約10団体の処分を決め、祭りの品格向上策を話し合う。
同太鼓は山車に据え付けられた太鼓が主役で、映画「無法松の一生」の車夫富島松五郎の勇壮な打ち鳴らしで知られる。もともと小倉北区中心部の約40地域で取り組んできたが、打ち手が減った18年前ごろから一般に門戸を開放し、ここ数年は一般参加も含めた約140団体が競演。それまでの浴衣か法被姿に替わって松五郎を模した車夫姿が増え、JR小倉駅前で騒いだり、巡行中に缶ビールの中身を振りまいたりする暴走行為が出始めたという。
今春、参加団体の代表者が総会を開いて自制を求めたが、約10団体が騒ぎを起こした。このため振興会は「伝統ある大相撲の横綱審議会のように外部の意見を参考にしよう」と10月に風紀審を設置。地元財界人や弁護士ら9人で、問題を起こした団体の処分や品格ある祭りへの具体策を探ってきた。
11日の会合では、一般参加団体の教育、礼儀作法の徹底、巡行中の飲食や喫煙などについて協議する予定。振興会は今後3年間で、風紀審議会の意見を参考に成人の打ち手の登録制も検討する。振興会の樽井敬三・企画委員長(54)は「京都の祭りにも通じる風流な小倉の伝統を残したい」と話している。
同太鼓は山車に据え付けられた太鼓が主役で、映画「無法松の一生」の車夫富島松五郎の勇壮な打ち鳴らしで知られる。もともと小倉北区中心部の約40地域で取り組んできたが、打ち手が減った18年前ごろから一般に門戸を開放し、ここ数年は一般参加も含めた約140団体が競演。それまでの浴衣か法被姿に替わって松五郎を模した車夫姿が増え、JR小倉駅前で騒いだり、巡行中に缶ビールの中身を振りまいたりする暴走行為が出始めたという。
今春、参加団体の代表者が総会を開いて自制を求めたが、約10団体が騒ぎを起こした。このため振興会は「伝統ある大相撲の横綱審議会のように外部の意見を参考にしよう」と10月に風紀審を設置。地元財界人や弁護士ら9人で、問題を起こした団体の処分や品格ある祭りへの具体策を探ってきた。
11日の会合では、一般参加団体の教育、礼儀作法の徹底、巡行中の飲食や喫煙などについて協議する予定。振興会は今後3年間で、風紀審議会の意見を参考に成人の打ち手の登録制も検討する。振興会の樽井敬三・企画委員長(54)は「京都の祭りにも通じる風流な小倉の伝統を残したい」と話している。
雲南・太鼓の響き 聴衆魅了
雲南市内外の団体などが競演する「第二回市太鼓フェスティバル」が二十四日、同市三刀屋町の市三刀屋文化体育館アスパルで開かれ、十団体のステージが来場した五百人を魅了した。
同フェスタは、六町村の合併を記念して市内五団体で発足した市太鼓連合が主催し、三年ぶりに開いた。
舞台では、仁寿太鼓(掛合町)や斐伊川さくら太鼓(木次町)のほか、掛合保育所の園児、今春五小学校が統合して誕生した掛合小の掛合太鼓キッズが力強いばちさばきを披露。ゲストステージでは、輪音天咲(木次町)のよさこい踊りや、さだ須佐太鼓(出雲市)の目田鬼面太鼓が会場を盛り上げた。
フィナーレでは、大人の出演者五十人がそろい打ちを繰り広げ、体を突き上げるような迫力ある音が来場者を魅了した。
同フェスタは、六町村の合併を記念して市内五団体で発足した市太鼓連合が主催し、三年ぶりに開いた。
舞台では、仁寿太鼓(掛合町)や斐伊川さくら太鼓(木次町)のほか、掛合保育所の園児、今春五小学校が統合して誕生した掛合小の掛合太鼓キッズが力強いばちさばきを披露。ゲストステージでは、輪音天咲(木次町)のよさこい踊りや、さだ須佐太鼓(出雲市)の目田鬼面太鼓が会場を盛り上げた。
フィナーレでは、大人の出演者五十人がそろい打ちを繰り広げ、体を突き上げるような迫力ある音が来場者を魅了した。
和太鼓「鼓童」のブラジル公演が千秋楽
【サンパウロ16日綾村悟】佐渡を本拠地として世界各国で公演を行っている創作和太鼓集団「鼓童」の南米公演「ワン・アース・ツアー」が16日、最終公演地のブラジル・サンパウロにて千秋楽を迎えた。
鼓童は、これまでに世界44カ国で公演してきたが、南米ツアーは実に20年ぶり。日本人ブラジル移民100周年の今年、日伯文化交流事業の一環として文化丁などの後援により実現した。
南米公演は10月27日から11月16日までの間、ブラジルとアルゼンチンの各都市で行われ、各地で大盛況のうちに幕を迎えた。観客の中には、「チケットが手に入らなかった」との理由でサンパウロ公演にリオデジャネイロから飛行機で駆けつける人も。
日系4世の井出小百合さん(15)は、日系2世の祖父など親子3代の家族全員で観戦、「とても情熱的で心が本当に感動しました」と感想を述べた。
20年前のブラジル公演以来の鼓童ファンだというサンパウロ在住で建築家のホアキム・サントスさん(62)は、「以前にも増して魅せるね、友人達を連れてきて本当によかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。
また、15日にはサンパウロ州のカンピーナス市で創作和太鼓「ツバメ」の若者達と交流、和太鼓ワークショップが開催された。ワークショップ責任者の宮崎正美さん(鼓童)は、「日本から遠く離れたブラジルの地で和太鼓の“和”の精神に出会えたことに感動しました」とブラジルの若者達との交流を振り返っていた。
2008/11/17 19:18
鼓童は、これまでに世界44カ国で公演してきたが、南米ツアーは実に20年ぶり。日本人ブラジル移民100周年の今年、日伯文化交流事業の一環として文化丁などの後援により実現した。
南米公演は10月27日から11月16日までの間、ブラジルとアルゼンチンの各都市で行われ、各地で大盛況のうちに幕を迎えた。観客の中には、「チケットが手に入らなかった」との理由でサンパウロ公演にリオデジャネイロから飛行機で駆けつける人も。
日系4世の井出小百合さん(15)は、日系2世の祖父など親子3代の家族全員で観戦、「とても情熱的で心が本当に感動しました」と感想を述べた。
20年前のブラジル公演以来の鼓童ファンだというサンパウロ在住で建築家のホアキム・サントスさん(62)は、「以前にも増して魅せるね、友人達を連れてきて本当によかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。
また、15日にはサンパウロ州のカンピーナス市で創作和太鼓「ツバメ」の若者達と交流、和太鼓ワークショップが開催された。ワークショップ責任者の宮崎正美さん(鼓童)は、「日本から遠く離れたブラジルの地で和太鼓の“和”の精神に出会えたことに感動しました」とブラジルの若者達との交流を振り返っていた。
2008/11/17 19:18

